「あ、うん。あれもまぁ一応家族みたいな感じかなぁ」


家族。。。ファミリーってことね。


「成美の。。。お父さん、35代もあんなゴッツいの?」


なんか余計なこと聞いちゃったかも。


「えッ。。頭は別に。。。普通。。だよ」


自分の父親頭なんて言ってんだ。。。侠客って感じ。。


「できた。きつく、ない?」

「うん」


時計をみるともう7時だった。


そこをたつと足が痺れていた。


「俺はこれで、帰るわ」

「ああ。」


わたしはふすまを開けて、考える。