「そっか。ちょっと会いたかったな」 少し残念。 「ね。アイと染川さんって、血ィ、つながってるの?」 突然成美がそんなことをきいてきた。 「え。つながってはいない。けど、相田の姓のときは兄妹だったよ」 「へぇ。やっぱりそーなんだ」 そんなに似てないかな。 あ、話が途切れるとやばい。 わたしは、成美の右手に包帯を巻く。 「外のゴツイ人たち。。いっぱいいるんだね」