「あ、ここ、俺の家」


成美の言うとおり、成美葉月の家は近くにあった。


そして、大きい門がある。


「うはー。でかいわぁ」


思わず感嘆をあげてしまう。


染川の家を結構でかいけど、比べ物にならない。


門を抜けると、ゴツイ感じの男の人がたくさんいた。


「あッ。葉月くん!お帰りなさい」


そのゴツイ男たちが一斉にこちらを向き、葉月、くんなんて言っている。


一人のゴツ男が


「あれ?葉月くん。右手。。」