家業を、継ぐ気がない―――? 「俺。。。そういうのむいてないし。俺じゃなくて藍を36代目にすればいいのに」 「藍。。。?」 「藍を、知ってるの?もしかしてユリ、さん?」 やっぱり。藍はこいつん家に養子になったんだ。 すっげー偶然。 「おお。すごい偶然だね。兄妹のよーに育った2人をそれぞれひきとった家が婚約者同士だったなんて」 メグ姉が吃驚する。 「うん。でもユリさんには悪いけど。俺はそーいうの無理なんだ」