｢杏¢、渉ｸﾝに恋しちゃったね｣







『……恋!?渉に?』



｢そーだよ。だから、自然に目で追っちゃうんじゃない?体って正直だし｣

『…そーだったんだ。でも、どうしよう……。渉はあたしの事、恋愛対象として見てないよね!?』

｢そんなのわかんないよ!!とりあえず、アプローチしてみたら?｣


『どんな?』


｢女の子らしくしてみるとか!?私服にスカートをはく回数を増やすとか｣

『わかった。頑張ってみる!!』


｢頑張ってね!!それじゃあ、また明日ね｣


あたし達はそれぞれの家へと帰った。