狼がいる保健室




「咲里奈も好きな奴できたんだぁ~」


恋愛に関する事になると…あのクールな有希ちゃんはどこ行っちゃうんだろー不思議でしょうがない、


「いないよっ!好きな人なんて…ッ!!こ、これは…そのー…」


な、何て言えばいいの!?えーっと…


「ふ、不意につけられただけ!!」


ほんとに、不意にやられて…抵抗なんてできるもんじゃなかった。


「ふ~ん。」


ニヤニヤしながら、あたしを見ないでよぉ…!!


「ま、今度ゆーっくりと!じーっくりと!!話聞かせてもらいますから、」


『じゃあね』と言って手をひらひらさせながら、有希ちゃんは帰っていった。