狼がいる保健室




あたし、あなたに何かした覚えがありません。


「まぁ、彼はよく保健室に来るから。さぁ、咲里奈ちゃん!今日は、入学式だけだから帰りなさい?」


「…はぁい。」


保健室を出て、5組に行く。


『ガラッ』


「あぁ、咲里奈~…心配してたんだからね?大丈夫??」


「有希ちゃん!!」


5組に残っていたのは、有希ちゃんだった。


「待っててくれたの~??」


目をキラキラさせながら、有希ちゃんを見る。やっさしー♪


「まぁ…?」


何で疑問系?自分の事でしょ、有希ちゃん。


「…?あ、ありがとねっ!」


「うん、じゃ帰ろっ…か…??」