「なんで今日、おせーの?」 「今日ね……。 実は、デートなの!!」 猛ちゃんの行動がピタッと止まった。 「ふぅん。で、なんでお前1人でクレープ食ってんの?」 「そ、それは………。」 食い意地張ってるからなんて口が裂けても言えない! どうしようと1人あたふたしてると 「クリームついてる。」 そういって猛ちゃんは茉莉の唇をぺロッと舐めた。 あたしの行動が一時的に停止する。 「た、猛ちゃん?」 「ん?何?」