あたしは確認しようとケータイを開いた。 「あ………。」 「ん?どした?」 ヤバい! やらかした! 茉莉はお母さんにメールをしていなかった。 まぁ要するに本文は打ったが送り忘れたのだ。 「え、えへ? 送り忘れちゃった!!」 可愛らしく舌をチロッとだした。 「ばぁーか。 そんなこったろーと思ったよ。」 猛ちゃんはコツンと軽くげんこつした。