そんな長いお説教も終わりあたし達は目的地に向かって歩いていた。 お腹……空いた……。 茉莉のお腹は空きすぎてグゥグゥなっている。 時計を見ると3時だった。 おやつの時間~!! と、茉莉の視界にクレープ屋さんが……。 クレープ!? 食べたい………。 でも李音に言うのはちょっと照れくさいな……。 どうしよう どうやってクレープ食べる口実作ろう……? そう考えている間にも茉莉のお腹はなりやまない。 あー、もうだめ……。 茉莉はその場にしゃがみ込んだ。