何この手。


これってつかまっていい系?


夢だったんだよね~♪



「早く捕まれよ///」



顔を真っ赤にしてそっぽを向く李音はなぜか可愛く見えた。



あたしは李音の手に掴まって立ち直した。



スカートをパンパンと払う。


「ありがと。」



あたしはお礼を言った。



すると李音はそんなあたしを無視してあたしの手を引っ張った。



「ふぅわっ!!」


驚きすぎた茉莉はよろけて李音の胸の中にすっぽり。


目を開けてビックリした茉莉は焦っていた。



「わわわごめんッ!!」



李音はそんな茉莉を見て微笑んだ。


「ほら。お前、危なっかしいから手、繋いでてやる。」


そういうと李音は握っている茉莉の手をキツく握りしめた。



「いだだだだ!李音!力いれないでぇ!!いたい……。」



そんな茉莉を見て李音、大爆笑(笑)