ぜぇーはぁー く、苦しかったぁ。 ふと李音を見ると目をキラキラさせてこっちを見ている。 あたしはおそるおそる訪ねた。 「な、何?あたしの顔に何かついてる?」 「いや……。」 じゃ、なんなの? なんであたしを見てるの? 李音はすぐに真剣な顔つきになった。 「俺らってさ……。両思い?」 「ふぇ??」 りょ、両思い!? あたしは李音が好きだよ? 李音はあたしの事好きなの?? 両思いだったら嬉しいけど…。 「李音の気持ち、聞きたいよ…。」