「…ローズティー??」 隣で李音が小声で言った。 「ローズが入った紅茶だよ。飲んでみれば?」 すると李音は決心したようで…。 ゴクッ 「!! …美味しい…。美味しいですね。」 「ハハハ。ありがとう。これはロシア産のローズを____。」 お父さんの長い説明が始まった。 李音はあたしの隣でお父さんの長い説明を頷きながら聞いていた。 お父さんも一生懸命聞いてもらえて嬉しそうです。