「俺さぁ、最近女がうるさくてさ‐。キャーキャーキャーキャーさ。だから彼女いるって言えば少しはおさまるんじゃね?」 うん。 私はそう思わない。 「ちっ、違うのは…「ダメ。」…」 はい…。 「いいの?俺のファンにいじめられても?」 ヤダヤダ! ブンブンブンブンッ! あたしはまた首を横に振った。 「良くできました。」 あたしは犬かっ! 「犬じゃん。あー、猫かな?」 お願いだから心を読まないで…。 「俺の名前は草間李音。よろしく。じゃあな。」 いってしまった。 あいつ、一体何しにきたんだろ?