母親の限界が来て、父と母は別居した。



「ごめんね‥ごめんね‥」
母は毎晩泣きながら謝った。


そして、母は私だけに毎回こう言った。

「男は信用しちゃだめ。信用したら最後。傷つけられるぐらいなら信用するな」


小学校三年生の私は、この時から変わったんだ…。