私の愛した先生。【完】






「疲れたのか??」




突然の声に私の顔をビックと揺れる。


あぁ…先生の声だ。




「ちょっと外の空気吸いたかっただけですっ。先生と比べたら私は全然疲れてません!!」




私が笑顔で返すと先生も笑ってくれた。




「明は本当に優しいな…」




その顔でそんなこと言われたらいつもよりドキッとしてしまう。


ねぇ…


先生はそんな私に気づいていますか??




その顔が…


その声が


私の体温をどんどん上げていく。