でも私は木造校舎が好き。 みんなもなんだかんだでこっちのほうが好きみたいだし。 そして先生もまた木造校舎が好きみたい。 だか私はもっとこの校舎が好きになった。 「こんにちわ~」 「こんにちわ」 そして今日も先生と階段ですれ違う。 「先生~手貸してください」 「う~ん?」 先生はそう言いながら素直に手を差し出す先生。