「まぁ明のことだから浮かれたりはしないだろうけど、落ちた人のことも考えてな…」 「わかってますよっ」 「じゃあまた学校で」 「はい、失礼します」 こうして電話は切れた。 私は急いでキッチンにいる両親のもとにいくと 「合格したよ!!」 我慢していた喜びが一気にはじけて 思わず跳びはねてしまう。 「おぅ!!おめでとう」 「良かったわね~」 私は受かった人数とかを報告し再びリビングへと戻っていった。