先生… お願いだから何かしゃべってください。 いくらなんでも気まずすぎる… 美術の時間が嘘だったかのように2人の間に 気まずい空気がどことなく流れていた。 「あっあの!」 結局私はこの空気に耐えきれず、意を決して先生に話しかける。 「あの…それでお話って?」 「あっあぁ…その、もうわかってると思うがこの前のことでな」 この前のことってやっぱり面接練習の日のことだよね? 私は何も言わずにコクっとうなずく。