亜美SIDE


「亜~~美っ」

「ん・・・」


眠い。

眠い・・・


「起きねぇな・・・亜美ーっ」

「うるさぃぃ・・・」

「起きねぇと・・・キスすっぞ、コラ」


ガバっと起き上がり


「司おはよ!!」

「ほら、行くぞ」

「うんっ」


無事に恋人同士となったわたし達は

いつもの朝に変化がありすぎる。


「やっと名前で呼べる・・・」


そう言い、司はわたしを抱き締める。


「ちょっとっ」


朝から何やってんだ!!


「亜美好き、あーやべ・・・好きすぎる」


今まで17年間言えなかったから。

と言ってずっとわたしのことを

好き好き好き好き

言ってくる司。


「ねぇ・・・」


ちゃんとそれ、愛入ってるわけ??


「優輝とは違う。俺は俺。」