「亜美あのなっ」

「聞きたくないわ」

「俺本当はっ」

「だから!!聞きたくないって言ってるの」


今更言い訳??

もう全部聞いたのよ

遊びってことなんでしょ??

なんでいつも見たいに

開き直らないの??


「亜美・・・ごめん・・・」

「えっ!!」


急に抱き締められる。

たばこの・・・匂いっ・・・


「やだっ・・・離してっっ」


たばこと香水の匂い。

大嫌い。嫌い。

やだ・・・匂いがうつっちゃうっ・・・


「優輝!!!!」

「亜美ごめん、やり直さないか??」

「っ・・・」


こうゆう時だけ優しい声を出して

わたしを誘惑する優輝。


「もうやり直さない。離して、」


冷静を失ったら負けだ。


「優輝さん、姉貴が嫌がってるから離してあげて??」


後ろから司の声が聞こえて

助かった

って思ったのも束の間。