禁断の恋


「これからどうしよ・・・」


1人でキョロキョロしていると


『お嬢さん。おはよう』


カウンターから顔を出した

おじさん。

海斗くんのおじさんかな??


「おはようございます」

『顔を洗っておいで』

「分かりました」


おじさんからタオルを受け取って

洗面所へと案内される。


「冷たい・・・」


冬には冷たすぎる水が

わたしの顔を濡らす。


「ふぅ。」


タオルで顔を拭いて

鏡で自分の顔を確認する。


「・・・明るい・・・」


前みたいに

辛い。重い顔なんてしてなかった。

明るくて、笑顔だった。


「・・・翔のおかげ」


翔と出会わなかったら

どうなっていたんだろうか・・・


『お嬢さん、何か飲む??』

「いえ、お構いなく」


おじさんはそういいながら

紅茶を入れてくれた。