「翔は翔なりに頑張ってんのか・・・」
ふっ
っと笑った海斗くん。
「さぁて・・・俺もビリヤードやろーかな」
「ビリーヤド??」
「一緒にやる??」
「やりたい!!」
初めてなことばかり。
こんなに男の子と普通に喋られるなんて・・・
「教えてあげる」
「うん」
「かーいと♪俺が教える」
「翔っ」
「海斗はあっち」
翔が指差した方向。
ダーツ。
『海斗ぉ!相手しろ!!!!』
「・・・はぁ・・・はいはい」
海斗くんは
頭をかきながら
ダーツの前に立つ。
「ほら、ビリヤードするんでしょ??」
「うん!!!!」
「まず、持ち方。」
「この棒??」
長い棒を渡される。
「棒・・・棒でいっか。棒をね、こー持つ。」
後ろから抱き締められるような体制になる。
「でね、あそこの球を狙うんだよ??」
吐息が耳にかかる。


