時にユウの寝顔に幸せを覚える夜もあった。 ユウという小さな女の子に私は何度助けられてきただろう。 ユウが居たからここまで来れたのは確かで、ユウの存在だけで救われた事が私には幾つもあった。 私がユウを守って来たのではなく、ユウが私を支えてくれていたのだ。 ある頃からユウは毎日のように兄弟を欲しがるようになった。 こればかりは、いくら可愛い娘の願いでも簡単に叶える事は出来ない。