そうしてまた静かな空気の中でお互いがお茶を啜る音と、ユウの寝息だけが響いていた。 私たちはまた少しずつ前の様になれるんじゃないかって期待をしていた。 「ねぇ、もう一度ここで一緒に暮らそうよ」 そう伝えてみても 「それは出来ないよ」 の一点張りで、やっぱり私たちは別々の道を歩いて行くしかないのか。 家族って本当はこんなにも脆いものなのだと改めて実感した夜だった。