私が決めた事とは言え、私から離婚を切り出したわけではない。 一度目の離婚の時はユウの父親がいきなり離婚届けを持って帰って来たのだ。 普段、無口で自分の感情を表に出さなかった彼の行動だったので、私は驚きと動揺の中でつい印鑑を押してしまった。 ユウが三歳になる年の事だった。 これから先、どんなに大変かという事すら考えもせず、私は彼の言う通りに離婚届に判を押してしまったのだ。 私の間違った人生はここから始まった…のではなく、この人と結婚した事が私が歩くべき道ではなかったのだろう。