「明日、集金だよ。1170円。問題集代だってさ」 学校から帰って来るなりユウが言う。 私は集金袋を受け取ると、溜め息がこぼれた。 「ユウ、お金ある?ママのお財布空っぽちゃん」 空っぽではないけれど、これを支払ったら、お給料日まで生活出来ない。 「えー。あるけどさ。ちゃんと返してよ」 そう言いながらユウは自分のお財布から集金袋へお金を入れてくれた。 こんな事も珍しい事ではない。