新しい教科書やプリントが配られ、次の日の説明などがあり、今日はこれで下校だった。 「ねー、朋実ちゃん?私、加瀬悠香っていうんだ。一緒に帰ろう?」 不安でいっぱいのあたしに初めて声をかけてくれた子。 色白で、クリクリした目、2つ結びの可愛い子だった。 「うん!ありがとう悠香ちゃん!」