「今日は、みんなに新しいクラスメイトを紹介する。じゃ、沢村さん、入って。」 あたしは両親の離婚が原因で、中学2年生になったこの春、この中学校に転校してきた。 教室に入ると、当然ながら知らない人ばかり。 「えと・・・沢村朋実です。よろしくお願いします・・・。」 不安と緊張で、小さい声しか出なかった。 みんなの視線が、冷たいように感じた。 「みんな、仲良くな!沢村さんは、あそこの席に座って。」 先生に言われるがまま、1番後ろの窓側の席に座った。