「あんた、ちょっとトイレの床舐めてよ」







「アハハ!ちょーおもしろそうじゃん!」







嫌だよ・・・なんで私がそんなことしなくちゃいけないの?







「もっといろんな人に見てもらわない?こんなおもしろいこと、あたしたちだけで見るんじゃもったいないじゃん!」







1人の女子がトイレを出て、他の女子数人を連れて戻ってきた。







「ほら早く!舐めて!」







誰も助けてくれない・・・。







黙って見てるだけ・・・。







そりゃそうだよね、さっきあたしも悠香ちゃんに同じことしたんだ。







さっきの悠香ちゃんはこんな気持ちだったのかな・・・。







「早くしなさいよ!!」







女子たちがあたしの頭を床に押し付けようとしたときだった。