いけないって思った。愚痴じゃなく癒せる人にならなきゃだよね。
「関さんは、悩みないんです?」
「私は大人だから大丈夫ですよ」
癒してあげようと得意になったのに、私は子供扱い。
少しムッとして恵美みたいに頬を膨らました。
「関さんて、優しそうな顔をして遠回しに毒舌ですか?」
「ハハハッ里沙さん見破るなぁ!!」
名前を教えてくれたのが嬉しくて、私はにやけながら顔を下げた。
だって、肩を揺らして笑う関さんの無邪気さがキュンキュンしちゃう。
「関さん?」
「里沙ちゃんって話したら面白いなっ、ははは、ッハハ」
大人なコーヒーショップは静かにしなきゃなんだから、周りに迷惑だよ。



