気付いたら関さんに将来の不安を話してた。 「すごく分かりますよ、私も春に移動があったばかりで。…懐かしいな、就職ね」 “出会えた”のだろうか。関さんはどこか柔らかな目をして笑う。初めての時より素の笑い方だと思うのは気のせい? 「少しアドバイスしてあげようか?」 「ッエ?!」 「といっても、歳の割に出世してませんが。次回時間ありますか?」 運命が動き出す―――