夏休みの勉強は『運命の出会い』


食事も終わってほろ酔い気分のアタシたち。

こうやってちょっとずつお話して―――で、付き合うの。うんうん順調だ。


「どうする?まだ時間あるな」
「そうだね、ボーリング行く?」


「お前若いな、元気だなー俺もうハタチだから炎天下バイトした後は無理だわ」

「えーっおっさんじゃん!!」

あははと笑いながら、アタシたちはカップル以上、カップル未満だ。


「サエサエ、俺眠いよ、老人はおねむの時間なんだ。な、だから行こうか?」


リクがアタシを誘うのは、ピンクの照明がチカチカしているホテル街。



あれあれ、おかしい。


……馬鹿にされてる?