「だって貴女は本当に綺麗だもの 他のこ達と比べたって比べものにならない位綺麗なんだから!私の自慢の妹よ」 夜彼が眠りに就いて大分経った頃私が最近の事について姉に話すと、姉はニッコリ笑ってそう言った 「同じ姉妹なのに…どうして私は…」 窓の外を眺める姉 その日も罵倒された姉にこの場所に来た頃の面影はなかった 夜空に浮かぶ一つの星がスッと線を描きながらどこかへ消えた