空き瓶ロマンス

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「………」


「……だから、誤解だ。


絵里香とは、断じてそういう関係じゃない」
 

――土下座しようかと思った。
 

もう、もう、もう………恥ずかしいやら、申し訳ないやら、自分への怒りやらで、


お腹の辺りがふつふつと変な熱を持ち始めていた。


顔があげられない。


「………す、すみませんでした……」
 

何とかそれだけ絞り出す。


「……ばか」
 

信也さんは短くそう言うと、ぎゅっと私を抱き寄せて、


「いくつか、約束してくれ」


「はい?」