空き瓶ロマンス




「……にしても、凄い古さだこと」
 

後輩がしみじみと呟いた。


まったく同感である。


「去年は、途中までしか終わんなかったもんね~」


「途中、っていうか、試合放棄?」


「分別に困るものばっか、次々と出てくるし……!」


「そうそう、水道管付きの蛇口とかね」


「昔の先輩達は、何に使ったんだろうか」


「古いドレスもたくさんあるし」


「ああ、あれね? 


昔、学校の近くの貸衣装屋がお店閉める時に、何枚も貰ったらしいよ」


「へえ! じゃーあれ本物だったんだーぁ!」


「はいはーい、そろそろ日にち決めていいかな~?」
 

チャーキーがパンパンと手を叩いた。


途端に、部室はしんとする。


「ところで、この中でバイトしてる人」


「はい」