空き瓶ロマンス

 


しかし、適当に用紙を埋めているうちに、

時間は終わってしまった。

見直しまでまわらなかったが、

最後まで答えられたので、よしとする。
 
答案が回収される時、教室は一瞬にして喧騒に支配される。

「ういー……終わったー!」
 
誰かが言ったのを始まりに、皆それぞれ喋り始める。

「思ったほどでもなかったねー」

「え、結構難しかったと思う」