空き瓶ロマンス




私は、台本を閉じた。


枕をぎゅっと近くに引き寄せる。


……泣くほどではなかったが、喪失感に似た感情が、じわじわと私を侵食していく。


だけど、我慢だ。


どれもこれも、私が選んだ道なのだから……。



そして、それからすぐに電気を消して、もう寝ることにした。