空き瓶ロマンス


空気的に、答えをはぐらかすわけにはいかない。





「『付き合ってくれないか』

って……結婚を前提に」




――ぴた。



三人の動きと表情が止まった。


そして次の瞬間、

「ええええええ!?」




その声にぎょっとしたらしい、
カウンターから斎藤君と尾畑君の頭が飛び出した。