空き瓶ロマンス




「そうか。……なるべく早く、帰っておいで」



「うん、そのつもりだけど……話って何?」


「いや、分かってれば良いんだよ。……じゃあ、おやすみ」



「おやすみ」



父の態度は今一よく分からなかったが、


私は背を向けた父の姿を目で追う事くらいしか出来なかった。