「そうか。……なるべく早く、帰っておいで」 「うん、そのつもりだけど……話って何?」 「いや、分かってれば良いんだよ。……じゃあ、おやすみ」 「おやすみ」 父の態度は今一よく分からなかったが、 私は背を向けた父の姿を目で追う事くらいしか出来なかった。