彼は、どうやら一年生のようだった。 胸元に深緑色のバッジを付けていたので、それはすぐに分かった。 しかし、他の一年生のように、おどおどした様子は全く無かった。 まるで最高学年のように落ち着き払っていた。 いや、それはどうでもいい。 「何の用だ?」