「何だー。それ先に言えよ~」 言葉と同時に、ドアから兄の手が離れた。 しかし、 「パンツさー、今度の試合の時みんなで、 気合い入れるのに穿こうと思ってんのに見付かんないんだよ。 一緒に探してくんない?」