「痛っ……またかよー……」 思わず、文句まで出た。 悪いのは針ではないと分かっているのに、つい八つ当たりしたくなってくる。 だけどこの上着は、あの時深く傷付いていた私を守ってくれた鎧だ。 絶対に、直したい。