小宮山は、急に黙った信也に首を傾げたが、まあ流すことにした。 「それにしても、災難でしたね先生。 怪我、大丈夫なんですか?」 「ああ、血の割に大したことは無い」 信也が腕を掲げると、小宮山は包帯をじっと見つめた。 「……先生。明日の体育、自習になりますか?」