空き瓶ロマンス

 

行き止まりになっている通路なんて、いかにも人がいなさそうだ。



それだったら、カウンターにいる司書でも狙った方が、


確率は高いんじゃないんだろうか。




「……大人しくしてろよ」




男は携帯を閉じると、語り始めた。