「あ……恐竜は、好きですよ。 この展覧会も、来たくて来ました。 えっと……」 (それ以外に、何答えろってんだ?) 喋り進めていくに連れ、私はしどろもどろになっていったが、 私の言葉が途切れてすぐに、彼も笑みを浮かべて言った。