入場券を買って中に入ると、そこは別空間だった。 オレンジ色の照明照らされるホール内のテーブルや器具はほとんど木製で、 窓の金属サッシでさえ「樹」をイメージしているようだった。 そして、所々にビニール製の木の蔓があしらわれていて、 壁にかけられているパネルには、 化石の写真や本物のアンモナイトが飾られていて――不思議な場所だった。