空き瓶ロマンス



「うん、ちょっと待って。


……うわ、七時に来てたよ。



……えーと、『おはよう』」







「…………」





「………それだけ?」




「それだけ」




記念すべき第二通目のメールは、実に返信に困る短さだった。