小野は、ため息を吐いて……だが、笑った。




「まあ、私も応援しますよ。

信也の初恋を……」




本当は初恋ではなかったのだが、それは言わない事にした。



(初恋は実らないというが……彼女は二番目だから……) 




きっと……。