「ありがと。」

「みのり、」




不意に呼ばれた名前。
甘い声で....





「何?」



ドキッとしてしまう。





「またな」





啓翔は、いつもよりも甘い微笑みをした。


言いたかったのはそれだけ?




「また、ね。」




窓がしまり車は、行ってしまった。

ドキドキ、する......